ルームシェアの食費の分け方:うまくいく3つの方法
ルームシェアの食費の分け方は3つ。食事は各自で買い共有品だけ分ける、共通の食費を等分する、レシートを品目ごとに分ける。選び方と月1回の精算を紹介します。
冷蔵庫には棚が三段あって、ルールはありません。ひとりは日曜にまとめ買いをし、もうひとりは一日おきに牛乳だけ買い足し、三人目はほとんどテイクアウトなのに、なぜかオリーブオイルばかり減らしている。食器用洗剤の240円を返してとは誰も言いたくないので、誰も言わず、不満だけが静かに積もります。
ルームシェアの多くは、食費の分け方を決めないまま、なりゆきで続けています。決めるのに必要なのは、一度の話し合いだけです。うまくいく方法は三つ。各自が自分の食べ物を買って共有品だけ分ける。食べ物をすべて一つの共通の食費にして等分する。レシートを品目ごとに分け、共有の行は割り、個人の行は持ち主につける。一つ選び、共有品のリストを書き出し、買い物は毎回記録して、月に一度精算しましょう。
ルームシェアで食費は分けるべき?
一部は、です。ほぼどの家でも、共有品、つまり全員が使って誰も数えないものは分けたほうがよいでしょう。それ以外は、食べ物を共有する人たちが、だいたい同じものを、だいたい同じ量、だいたい同じ時間帯に食べる場合にしか成り立ちません。そうでない家で全部を共有するのは、気前がいいのではなく、誰かが同意していない補助になります。
問うべきは「公平か」ではなく、「自分たちの費用のうち、実際に共有しているのはどれか」です。その答えが、方法を決めます。
方法1:食べ物は別々、共有品だけ分ける
各自が自分の食べ物を買い、名前を書いておきます。共有品の短いリストを書き出して、それだけを分けます。食用油、塩や香辛料、食器用洗剤、ごみ袋、トイレットペーパー、掃除用品、全員が飲むならコーヒーやお茶などです。
いちばん手間がかからず、生活時間や食べ方が違う家、自分の棚を大事にしたい家に向いています。弱点はリストだけです。書いていなければ、買い物のたびに交渉になります。共有品は、等分する共有の支出として記録し、それ以外は共有の帳簿に入れません。
方法2:共通の食費を等分する
家のために買ったものはすべて一つの食費にまとめ、それを等分します。買い物をした人が払い、月のうちに残高がならされます。
一緒に料理して食べる家、誰かのパスタを食べ切っても気にしない家に向きます。食欲や食事の好みが大きく違うと崩れます。共有の夕食を週に一度しか食べない人が、三回ぶん払うことになるからです。実際の共同財布や共有のカードは要りません。買い物のたびに均等な分け方で記録すれば、プールと同じ働きをします。それでも現金の共同財布を考えているなら、共同財布と、その都度の割り勘の比較に、それぞれの得失がまとめてあります。
方法3:レシートを品目ごとに分ける
買い物ごとに、一行ずつ分けます。共有の行、つまり共有品や、本当にみんなで使うものは全員で割り、個人の行は持ち主につけます。いちばん公平な方法ですが、手で入力するといちばん面倒で、たいてい三週目には続かなくなります。
食事の好みが分かれているなら、これが正解でもあります。ヴィーガンの人、ジム通いの人、ほとんど外食の人が、誰も誰かを補助せずに、一つのかごを分け合えます。仕組みは、ほかの品目ごとの割り方と同じで、割り勘の5つの方法で扱っています。
ルームシェアの食費の分け方:方法の選び方
四つの質問で決まります。
- 一緒に料理するか。 毎晩のように一緒なら方法2。めったにしないなら方法1か3。
- 食事の好みは重なっているか。 大きく違うなら方法1か3に傾きます。2はありえません。
- 食欲は似ているか。 大きく差があると、食事の好みが同じでも、等分の共通食費は不公平です。
- 実際に買い物をするのは誰か。 ほぼひとりなら、どの方法でも、毎回記録していればうまくいきます。記録がないと、その人は家の無償の貸し手になってしまいます。
多くの家は、結局、組み合わせに落ち着きます。ふだんは方法1、ときどきの大きな共有の買い物は方法3、という形です。それでかまいません。どのレシートにどのルールを当てるか、全員が知っていれば。
共有品のルール
どの方法にするにしても、共有品のリストは最初の日に決めて、短く保ってください。ルームメイトの食費での摩擦は、たいてい境界で起きます。バターは共有品か。高いコーヒーはどうか。だから境界は先に決めておきます。使える判断基準は、ひとりが喜んでなしで済ませるものは共有品ではない、というものです。リストはみんなが見える場所に貼って、誰かが入居・退去するたびに見直しましょう。
「私の食べ物を食べたでしょ」
必ず起きます。最初の一回は偶然として、判決ではなくルールを決めましょう。自分の棚は自分のもの、共有の棚は誰のものでもない。借りた人は、買い直すか、小さな支出としてグループに入れる。そうすれば、非難は、共有リストの200円の一行になります。もともとそれだけのことだったのです。
買い物当番を回して、月に一度精算する
大きな買い物の担当を交代すれば、手間が分散し、ひとりが大半を立て替えることもなくなります。ぴったり釣り合う必要はなく、釣り合わせるのは記録の役目です。大事なのは、すべての買い物を、払った人がその日のうちに記録することと、決めた日に精算することです。月に一度、家賃やほかの生活費と一緒にするのが、たいていの人に合います。リズムについては気まずくない精算にまとまっています。
計算してみる:レシート一枚、そして一か月
真央、拓海、彩の三人が同じ部屋に住み、方法3を使っています。最初の日曜、拓海が一回の買い物で4,750円を払いました。
- 共有: オリーブオイル780円、トイレットペーパー630円、食器用洗剤240円、コーヒー450円。合計2,100円で、一人700円。
- 真央の分: 豆乳ヨーグルト420円、ベリー380円。合計800円。
- 拓海の分: プロテインバー650円、ビール550円。合計1,200円。
- 彩の分: グルテンフリーのパン390円、豆腐260円。合計650円。
真央の負担は1,500円、拓海は1,900円、彩は1,350円で、足すと4,750円に戻ります。
一か月のうちにあと三回の買い物があり、どれも同じやり方で分けます。
| 買い物 | 支払者 | 合計 | 真央 | 拓海 | 彩 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1週目 | 拓海 | 4,750円 | 1,500円 | 1,900円 | 1,350円 |
| 2週目 | 真央 | 6,000円 | 2,400円 | 1,500円 | 2,100円 |
| 3週目 | 彩 | 3,800円 | 1,000円 | 1,800円 | 1,000円 |
| 4週目 | 拓海 | 5,460円 | 1,720円 | 1,220円 | 2,520円 |
| 合計 | 20,010円 | 6,620円 | 6,420円 | 6,970円 |
拓海は負担6,420円に対して10,210円を払っているので、3,790円を受け取る側です。真央は6,620円の負担に対して6,000円を払ったので、620円払う側。彩は負担6,970円に対して3,800円を払ったので、3,170円払う側です。三人の残高を足すと、ゼロになります。
四回の買い物で、八つの貸し借りができました。相殺すると、二回の送金で済みます。彩が拓海に3,170円、真央が拓海に620円。 この相殺の手順は、誰が誰にいくら払うかの計算方法で順を追って説明しています。
Dongetの位置
品目ごとの分け方が面倒なのは、人が入力するときだけです。Dongetでは、払った人がレシートをスキャンをタップするとAIが行を読み取ります。無料で、有料プランもありません。そのあと、各自が自分の品目で分担を申請をタップします。数字の決まりはこうです。申請した人は、申請した分だけを払い、誰も申請しなかった行は、何も申請していない人たちで等分されます。全員が何かを申請したあとは、全員で等分されます。拓海のレシートでは、三人が自分の品目を申請すれば、オイル、トイレットペーパー、食器用洗剤、コーヒーは自然に三等分されます。個人の品目がない人がいるレシートなら、共有の行を三人全員に割り当ててください。ひとつの行を複数の人に同時に割り当てられます。スキャンには通信が必要です。支出の追加と精算はオフラインでもでき、あとで同期されます。
方法1と2ではスキャンは要りません。共有品や共有の買い物を支出を追加で、均等の分け方にして、食料品カテゴリで記録するだけです。月末には精算するが最少の送金を提案し、支払い済みで一件ずつ記録します。できないこともあります。定期的な支出の機能はないので、毎週の決まった負担金は、そのたびに記録します。書き出しもありません。
レシート読み取りについては、AIレシート読み取りで時間を節約する方法でもっと詳しく見られます。
よくある質問
ルームシェアの食費はどう分ければよいですか?
三つのうちから一つを選び、口に出して決めます。各自が自分の食べ物を買って共有品だけ分ける、すべてを共通の食費として等分する、レシートを品目ごとに分ける。買い物は毎回記録して、月に一度精算しましょう。
そもそもルームシェアで食費を分けるべきですか?
本当に共有しているものだけです。共有品はほぼ必ず分ける価値があり、それ以外は、一緒に料理するか、似たものを食べるか、生活時間が似ているかによります。
共有品とは何を指しますか?
全員が使い、誰も数えないものです。食用油、塩や香辛料、全員が飲むならコーヒーやお茶、食器用洗剤、ごみ袋、トイレットペーパー、掃除用品。リストを一度書き出しておきましょう。
食事の好みや食べ方が違う同居人とは、食費をどう分けますか?
品目ごとに分けます。全員が使う行だけを分け、それぞれが食べるものはその人につけましょう。食事の好みが大きく違う人たちの間で、等分が公平に感じられることはありません。
同居人に自分の食べ物を食べられたらどうしますか?
最初の一回は偶然として、ルールを決めましょう。自分の棚は自分のもの、共有の棚は誰のものでもない。借りた人が買い直すか、小さな共有の支出として記録します。
ルームシェアの食費は、どのくらいの頻度で精算すればよいですか?
月に一度が目安で、家賃と同じ日だとなおよいです。月に一度なら、小さな食費の残高が相殺されて一、二回の送金で済みます。
まとめ
共有の食費がこじれるのは、ルールが完璧でないからではなく、口に出されていないからです。食べ物は別々で共有品だけ分ける、共通の食費を等分する、レシートを品目ごとに分ける、のどれかを選び、共有品のリストを書き出し、買い物はその日のうちに記録し、決めた日に精算しましょう。計算そのものは小さなものです。大事なのは、誰もそれを頭の中で抱えなくてよいことです。
Dongetを無料でダウンロードして、今週の買い物を、袋を片づける前に一行ずつ分けましょう。