ルームメイトが光熱費を払わないときの対処法を手順で解説
ルームメイトが光熱費を払わないなら、理由を見極め、請求書を見せ、期日つきで書面で頼み、次の請求と並行する分割案を示し、口座の名義を見直します。
また電気代の請求書が届きました。先月と同じようにあなたが払い、グループチャットで三人で割ります。二人は翌日までに自分の分を送ってくれました。三人目は親指を立てたスタンプを返しただけで、ほかには何もなく、いまあなたの二か月ぶんの請求を、その人のぶんまで自分のカードで抱えています。
ルームメイトが光熱費を払わないのは、友達がお金を返してくれない話の同居版ですが、見逃しにくくなる違いが三つあります。請求書は毎月来ること、口座はたいてい誰かひとりの名義であること、そしてあしたもキッチンを一緒に使わなければならないことです。順番に進めてください。なぜ払っていないのかを見極め、請求書を否定しようのないものにし、期日を添えて一度だけ書面で頼み、次の請求と並行する分割案を示し、そのうえで家の請求書の持ち方を変えます。たいていは三つ目か四つ目で片がつきます。
光熱費を払わないルームメイトは、なぜ別の問題なのか
同居では、金額が膨らんでいきます。新しい請求書が来るたびに、もうひとつ分担額が足されるので、9月の小さな未払いが、12月にはまとまった金額になります。しかも口座の名義人は、家が返してくれるかどうかにかかわらず、事業者に対して支払いの責任を負います。
だから、友達がお金を返してくれないときの一般的なやり方には、ここでひとつだけ変更が要ります。未払い分の穴埋めは、次の請求書の代わりではなく、並行して行うことです。
手順1 ― どの状況なのかを見極める
光熱費を払わない同居人は、たいてい次の四つのどれかです。
- 忘れている。 請求書が来る日はばらばらなので、見失いやすいものです。はっきりしたメッセージで直ります。
- いまは払えない。 月がきつい、給料日が遅れた。プレッシャーは状況を悪くし、計画は良くします。
- 金額や使用量に納得していない。 払わないのではなく、「それ」を払わないということです。「10月は半分いなかった」「暖房は使わない」はここに入ります。
- 払う気がない。 まれで、たいてい請求書とは別のことが原因です。
次の二つの手順で、たいていどれかが分かります。
手順2 ― 請求書を否定しようのないものにする
もう一度頼む前に、三つのものを同居人に見える場所に置きます。実際の請求書(あなたがまとめたものでなく、それぞれの写真)、取り決めた分け方(均等割り、または家で決めたもの)、そして各請求書を誰がいつ払ったか。
こうすると、納得していないという場合は早く収まります。話題は、あなたが数字をでっち上げたかどうかではなく、これからのルールになるからです。均等割りが標準ですが、不均等な分け方が妥当になるわずかな場合は、ルームシェアの光熱費の分け方にあります。そのときは、過去の請求書にさかのぼらず、これからの分に合意してください。
手順3 ― 期日を添えて、書面で、一度だけ頼む
メッセージには数字と期日だけを載せ、それ以外は書きません。
- 「大輔くん、9月と10月の請求書は、どちらもいまハウスのグループに入れました。二か月ぶんの大輔くんの分担は12,000円です(電気代の6,000円を美咲さんに、インターネットと水道の6,000円を健太さんに)。15日までに送ってもらえますか?」
期日があれば、「そのうち」が相手の予定に組み込めるものになりますし、書面なら、廊下で詰め寄られるのではなく、準備ができたときに返事ができます。言い方で気が重いなら、同居人にも通用する言葉が気まずくならずに友達にお金を頼む方法にあります。
手順4 ― 次の請求書と並行する分割案を示す
期日が過ぎたり、返事が「いまは無理」だったりしたら、声を大きくするのではなく、払いやすくします。大切なルールは、新しい請求書のほうを先送りにしないことです。同居人は、新しい月の通常の分担額をきちんと期日までに払い、それに加えて、すでに払うべき金額の決まった一部を、ゼロになるまで払います。
計算例:2か月、光熱費が遅れている同居人
美咲、健太、大輔の三人が部屋を共有し、請求書をすべて均等に分けています。電気の契約は美咲の名義、インターネットと水道は健太の名義です。
| 月 | 電気(美咲が支払い) | インターネット(健太が支払い) | 水道(健太が支払い) | 合計 | ひとりあたりの分担 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9月 | 8,400円 | 4,500円 | 4,500円 | 17,400円 | 5,800円 |
| 10月 | 9,600円 | 4,500円 | 4,500円 | 18,600円 | 6,200円 |
| 2か月 | 18,000円 | 9,000円 | 9,000円 | 36,000円 | 12,000円 |
美咲が払ったのは18,000円で、自分の分担は12,000円だから、6,000円を受け取る側です。健太も18,000円を払い、分担は同じく12,000円なので、6,000円を受け取る側です。大輔は何も払っておらず、分担は12,000円なので、12,000円を払う側です。残高の合計は 6,000 + 6,000 − 12,000 でゼロです。大輔は美咲に6,000円、健太に6,000円を払います。美咲と健太のあいだには貸し借りがありません。それぞれが相手の請求書に持つ分担が、ちょうど6,000円ずつだからです。
分割案:12,000円を4か月で、月3,000円です。11月の請求書は、電気10,800円とインターネット4,500円、水道4,500円で19,800円、ひとり6,600円です。大輔は 6,600 + 3,000 で、11月に9,600円を払います。美咲に5,100円(電気の分担3,600円に未払い分1,500円)、健太に4,500円(インターネットと水道の3,000円に未払い分1,500円)。まだ払うべき額は、11月のあとに12,000円から9,000円、12月のあとに6,000円、1月のあとに3,000円、2月のあとにゼロになります。
計画は書き留めて、払われるたびに記録してください。残りの金額が減っていくのが、全員に見えるようになります。
手順5 ― 二度と積み上がらない仕組みにする
「同居人が請求書を払わない」状況の多くは、人の問題であるのと同じくらい、仕組みの問題です。変えると効くことが三つあります。
- 口座を分ける。 請求書をひとりが全部持てば、リスクもひとりが全部負います。次の更新のときに、ひとつを別の同居人の名義に移します。
- 毎月、決まった日に精算する。 残高が一周期を超えなければ、大きくなって手に負えなくなることがありません。そのリズムは気まずくない精算にあります。
- 全員に見えるひとつの一覧を持つ。 請求書を払った日に記録すれば、「届いていたのを知らなかった」という種類の問題はなくなります。家計の仕組み全体はルームシェアの家賃と光熱費の分け方にまとめました。
手順6 ― 決める
書面ではっきり頼んでも、実行できる計画を示しても動かなかったなら、同じことを繰り返すのはやめて、決めましょう。借金として扱い、一度だけはっきり伝えて、新しい請求書を肩代わりするのをやめる。あるいは、相手が引っ越すときに、ほかのすべてと一緒に精算する。その進め方はルームメイトの退去時の精算にあります。賃貸契約、入居の取り決め、敷金は地域ごとの法律の問題で、答えは住んでいる場所と署名した内容しだいです。
Donget はどこで役に立つか
Donget のハウスのグループは、手順5の共有の一覧にあたります。請求書を払った人が、支払者 を自分にして追加し、カテゴリーは 住居・光熱費 → 公共料金 を選び、レシートをアップロード で写真を添えます。手順2は、言い争いが始まってからではなく、請求書を払った時点で済んでいます。住居の請求の大半は 均等 で足り、取り決めた例外は 金額、割合、倍率 で扱えます。
精算する はみんなの残高を最少の送金にまとめます。美咲と健太が互いの請求書の分担を相殺し、大輔の二回の支払いだけが残るのはそのためです。分割払いのひとつひとつは 送金を記録 で入れ(任意で 送金レシートをアップロード から写真も)、残りの残高は三人全員の画面で更新されます。リマインダー は、短い精算のメッセージを添えて、スマホの共有画面を開くので、それを自分で送ります。アプリが勝手に催促することはなく、お金も動かしません。定期的な支出もないので、請求書は届くたびに追加します。
よくある質問
ルームメイトが光熱費を払わないとき、どうすればいいですか?
順番に進めます。忘れているのか、払えないのか、金額に納得していないのか、払う気がないのかを見極める。実際の請求書と取り決めた分け方を見せる。期日を添えて一度だけ書面で頼む。次の請求と並行して払う分割案を示す。そして請求書の持ち方を変えます。
請求書が私の名義なのに、ルームメイトが払ってくれません。どうすれば?
家全体のリスクをあなたが負っているので、早めに切り出してください。毎月決まった日に全員から返してもらうよう頼み、口座のひとつを別の同居人の名義に移すことも考えましょう。
同居人に光熱費の自分の分を払ってもらうには、どう頼めばいいですか?
数字を添えて、書面で。どの請求書の、どの月の、その人の分担がいくらで、合計がいくらか、そしていつまでか。請求書を見せるメッセージは、議論を代わりにしてくれます。
ルームメイトが「電気はあまり使っていない」と言います。払う額を減らすべきですか?
ルールを決めたときだけ、これからの分についてです。均等割りが標準で、使用量が本当に大きく違うなら、過去を調べ直さず、これから毎月の調整額を決めましょう。
分割での返済は、どのくらいの期間にするのがいいですか?
誰かが引っ越すより前に終わる短さで、毎回の分割払いが通常の月の分担額に上乗せしても払える小ささに。3〜4か月がよくある長さです。
相手が払うまで、こちらも請求書の支払いを止めるべきですか?
世帯としての支払いを止めると、遅れている同居人だけでなく、口座の名義人と、住んでいる全員に影響が出ます。たいていの世帯は請求書は払ったままにして、その同居人の分は別に対処します。
まとめ
請求書が遅れているルームメイトは、忘れていたか、きつい月だったか、金額に納得していないかのことが多いものです。請求書を見せ、期日を添えて一度だけ頼み、未払い分を、新しい請求書と並行して払う決まった一部にすれば、次の請求書も払いながら借金は縮みます。そのあと口座を分けて毎月精算すれば、同じことは積み重なりません。
Donget を無料でダウンロードして、家の請求書を同居人が開けるひとつの一覧に入れ、誰かが払うたびに残高が減っていくのを見えるようにしましょう。